第14回ジュニア・アウトドア・ジャンボリー2012

 

何事にも関心を持ち、感動する健やかな心と、感謝する豊かな心を育む

 

安全は全てに優先される

 

来た時よりも美しく、思い出と感謝のみを残す

 

 

〜何事にも関心を持つ〜

 

今の子供達は無関心な子供達が多く、自分の興味の有る物以外には興味や関心をもたない、何事にも興味や関心を持つことにより、今まで見えなかった世界が見えてくる。

友達が困っていても自分に関係が無い事だと無関心で自分さえよければ良いと思う子が多かったりすると、人の痛みに気が付かない、冷たい人間になってしまう。

物事に関心を持つ事『有意注意』出来る力により、自らに及ぶ危険をいち早く察知する事も可能となる。

 

 

〜感動する健やかな心

 

物事に素直に心を動かす事が出来る人間を育てる、人は感動する事により心を動かし、そして行動に移す事が出来る。そして感動する事により、自分自身の心を磨く事が出来、豊かで健やかな心を持つことができるのである。

 

 

〜感謝する豊かな心〜

 

感謝の心をもつ事により、色々な事が理解できるようになる、何故、物を大切にしなくてはいけないのか?ではなく、物に感謝する心を持つ事が出来れば、自然と物を大切にする。

 

生きたくても生けない人がいるから、いま生かされている事に感謝する

 

勉強したくても出来ない人がいるから、勉強できる事に感謝する

 

遊びたくても遊べない人がいるから、遊べる事に感謝する

 

お腹一杯に食べたくても食べられない人がいるから、お腹いっぱい食べれる事に感謝する

 

そしてなにより、ありがとうは 人を明るくする、ありがとうは 自分を優しくする、ありがとうは 友達を作る、ありがとうは 自分の心を豊かにする

 

〜安全は全てに優先される〜

 

JOJの活動に於いて「安全は全てに優先」します。この言葉は難しくて、安全を最優先したら危険なプログラムは実施しない方が良いとなる、JOJではそうではない。冒険性豊かなプログラムの実施はJOJプログラムの魅力の一つでもあります、その中で「安全」をどのように確保するかを確りと考えて実行する事を重要視し「安全」を考える上で「危険」について考え、その危険に対する対処方法「安全対策」を確りと立てて「冒険性が高い安全なプログラム」を実行します。

 

 

〜来た時よりも美しく、思い出と感謝のみを残す〜

出来る限り自然に逆らわないプログラムの展開を通して自然を大切にする心を養う

 

自然活動の鉄則でありますが、これを守らない方々が多いのも残念です、我々の活動ではこの言葉を確りと子供達の心に焼き付ける事がとても重要です。子供から自然を大切にする活動を広めて行く事により、関わる大人に大きな影響を与える事になると思います。

 

野外活動を通して、普段の生活では感じにくい

時間の流れ(朝日、昼の太陽、夕日、夕暮れ、夜空)・星の光・風の音・寒さ・暖かさ

不快感・心地よさ・森のざわめき・静寂などを、共に感じそして、語り合います。

 

また、野外生活では、与えられる生活になれたもの同士が、限られた供給と手助けの中で、班員と協力し合い行動し野外生活を営みます。

この活動を通し、参加者の自分に対する自信(存在価値)と、他のものに対する感謝の気持ちを育み、生きる力を養うための礎とすることを目的としています。

 

 

〜JOJキャンプの特徴〜

 

・自らに及ぶ危険に対して自ら排除できる能力(生きる力)を育成する。

野外では、スタッフが行う安全管理だけで100%の安全の確保は出来ません、何故ならば四六時中監視する事も出来ませんし、してしまったら自浄能力が育みません、これから2か月家庭内でも、自ら及ぶ危険に対して自ら排除できる能力を一緒に考えてきて下さい。

そして、JOJでは100%の安全を自らが確保する気持ちを持たせてください。

 

・JOJでは必要な物に対しては、避ける事無く正面から向き合うプログラム展開します。例えば、ナイフ・沢登り・説明は口頭で行います

 

・JOJキャンプでは限りなく自然を大切にしたプログラムを展開します。ただ楽しいだけではなく、仲間と辛い中を一緒に力を合せた時にある達成感を大切にします。